◆法務教官
■受験資格 ・受験年の4月1日の時点で21歳以上29歳未満の者
・大学、短期大学、高等専門学校を卒業した者及び平成18年3月までに卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
●仕事内容 法務教官の仕事内容は主に少年鑑別所や少年院で、非行を起こした少年たちが更生できるように教育をし、よりよい社会復帰ができるよう指導することです。
勤務先として主に少年鑑別所と少年院があります。
少年との対話等からどうすれば更正しやすいか等をを考え指導します。少年院を出た後は心を入れ替え、働き、生活し、幸せに暮らしている少年もいれば、更生しきれずに社会に戻り、問題を起こす少年もいます。
しっかりと相談に乗り、更生を誓いあい、期待して少年院を送り出した少年が、いざ社会に出てみると、結局やくざになってしまい、挙げ句の果てに抗争に巻き込まれ殺されてしまった・・・なんて話もあるそうです。
法務教官は良い事もあり、悪いこともある大変な職業なのです。
1週当たりの勤務時間は,40時間(週休2日制)であり,1日8時間の勤務を行う場合と交替制勤務を行う場合があります。4〜5日ごとに当直勤務があります。
最近は収容者数の増加の影響などで残業も多いようです。
勤務地に関しては基本的に本人の希望が考慮されるしくみのため、希望と全く違う勤務地になることはないそうです。
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